みなさんこんにちは、ジ・アースたいへいです!
100日チャレンジ17日目の投稿になります!
投資をしている方は投資先の企業分析を行っていますか?みなさんは家電を買う時どこをみて選びますか?
性能ですか?それとも価格やデザインですか?株を買う時も同じです。株の世界にはたくさんの指標があります。今回は企業分析で必要となる基本的な指標について解説していきます。
なぜ企業分析する必要があるのか?
株式投資をするなかで財務が健全な銘柄を選ぶのはどの投資手法でも共通となる基本です。自分が投資を考えている企業の同業他社と比較することでもわかりやすいです。
注意点としてはその時の数値だけをみるのではなくて平均値や過去の流れも投資判断とすることが大事です。さまざまなサイトで銘柄分析を行なっているので数字だけでなくて図や表からも確認してください。
初めは難しいかもしれませんがその背景にある理由や原因を見極め、将来的にどんな変化をしていくかみられるかまで判断する必要があります。
EPSとは
EPSとは1株当たりの純利益と言います。
計算方法は当期純利益÷発行済み株式数となっています。
これがどんなことを示しているかというと1株あたりの企業が稼いだ利益を表します。
高ければ高いほどいいというわけではありません。過去と比較し成長率をみてもらうことでその企業の将来性を見ることにつながります!
EPSが上昇しているときに考えられること
2つのことが考えられます。
1つは単純に企業の純利益が増加した時です。企業の利益が上がればその分だけEPSは上がります。
そしてもう1つはその企業が自社株買いをした時です。
企業が自社株を買い戻すことで流通する株数が減少します。それによりEPSが上昇します。
EPSが下がったときに考えられること
1つは企業の純利益が下がった時です。企業の利益が下がるとそれだけEPSは下がります。
もう1つは株式分割が起きた場合です。
株式分割とは1つの株式をいくつかに分割し株式数を増やすことです。株式数が増えることでEPSは下がります。
新規事業や事業拡大をするためにはお金が必要です。企業がお金を調達するために株式を発行します。流通数株式数が増加するのでEPSは減少します。
しかし事業投資で利益を拡大することができればEPS上昇となりますので注意してください。
PERとは
PERとは1株当たりの株価収益率と言います。
計算方法は株価÷EPSで求めることができます!
この指標でわかることはその株価が割安なのか、それとも割高なのかがわかります。
PERが高いと割高、低いと割安であるということです。
EPSが100のとき、株価が1000円と2000円の場合
1000÷100=10倍
2000÷100=20倍
株価が1000円のときに購入することができれば割安に購入することができたということです。
※日本の上場企業は15倍程度です。アメリカではセクターによって変わりますが日本より高い企業が多いです。
特に成長株の場合は高めに出ることがあるので注意が必要です!
2つの指標を計算し将来の株価の予測を立てていきましょう。
まとめ
今回の紹介はこの2つでしたがEPSやPERだけが全てではないので注意してください。他にも投資指標は存在しますし、投資目的で注目する指標は異なると思います。
ただしこの2つは投資判断だけでなく経営判断していく中で重要となってきます。
自分の投資目的をはっきりさせた上で企業分析を行いましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました!