みなさんこんにちは、ジ・アースたいへいです!
100日チャレンジ23日目の投稿です!
株式を購入すると配当金が入ってきますよね。働かなくてもお金がもらえるって嬉しいですよね。今回はそんな高配当株についてお話ししようと思います。
高配当株とは
高配当株とは配当利回りが高いものをいいます。配当利回りは配当金÷購入時の金額×100で求めることができます。
配当金だけで生活するにはいくら必要になるのか?
よく投資を紹介している人が言っている配当金だけで生活できるようになるためにお金が必要になります。計算してみましょう。
もしVYMに投資していたとします。年間に約3%の配当金がもらえます。
1株あたり約100ドルなので1年間に約300円がもらえます。この銘柄は4回/年で配当金が出ますので1回当たり約80〜100円となります。
そして税金分を考慮すると以下のようになります。
投資額 | 1回当たりの配当金 | 1年間でもらえる配当金 |
100万円 | 6,000円 | 24,000円 |
1000万円 | 60,000円 | 240,000円 |
1億円 | 600,000円 | 2400,000円 |
もし年間240万円の支払いがある方は1億円投資することができれば配当金だけで生きていくことができるようになります。
なんだか果てしない額ですね。
1億円投資することはどんな人にもできることではなく難しいです。
考え方を変えてみましょう。
もしあなたが月に1万円分の配当金があれば携帯料金を支払うことができます。
このように生活費全てを配当金にすることは難しいです。配当金で生活の一部を補填することができます。その携帯代であった分は他で使うことができるのです。
こう考えると嬉しく思いませんか??
高配当株のリスクとは
なんだか嬉しくなる配当金ですが、高配当株にももちろんリスクがあります。次はそちらをご紹介します。
いつまでもその額がもらえるとは限らない
この配当金ですが10年後も同じ額がもらえるかどうかわかりますか?
そう、誰にもわからないんです。
投資先の企業の経営が悪化すると配当金が減る(減配)こともあります。
さらに先ほどのVYMに投資していても3%ずつ株価が下がっていったら意味がないですよね?
このように配当金があっても元本割れするリスクもあります。
配当金が出るたびに課税される
年に4回ある配当金ですが毎回税金の対象になります。
インデックス投資の場合はファンド側で再投資してくれるので税金はかかりません。
もし配当金を再投資したい場合は税金がかかるので効率が悪くなってしまうのです。
初めは配当金だけで再投資できない
先ほどのVYMをもらった場合3ドルもらっても再投資する銘柄がありません。
その分機会損失となってしまいます。
もしVYMを再投資するためには33株くらいの購入が必要となります!
高配当銘柄を選ぶ時の注意点
先ほどのリスクも考慮して投資してみたいという方へお話しします。
1、他の銘柄より財務分析を徹底して行う
2、配当率ではなく配当性向を重視
3、連続増配前提の銘柄から選ぶ
このようなものが必要となってきます。
他の銘柄より財務分析を徹底して行う
長期負債の負担やキャッシュの流れ、内部留保など財務分析を行なっていく必要があります。
他の記事にも書いていますのでそちらを参照してください!
配当率ではなく配当性向を重視
株価に対する利回りを見るより配当性向を中心に見ることが大事となってきます。
配当性向とは企業が利益のうちのどれくらいを配当金に回したかを表したものです。
株主に対しどのくらい還元したいかがわかるようになります。
連続増配前提の銘柄から選ぶ
少しずつでも連続増配している企業を選びましょう!
この時は利回りよりは配当の実額をみることを意識しましょう。
アメリカでは60社以上が40年以上の連続増配している企業になります。安心して銘柄を選ぶことができます。
最後に
配当金で生活そのものをカバーすることは難しいです。ですが配当金をもらうだけで心を生活にゆとりをもたらすことができます。
心のゆとりも欲しい方は投資を検討しても良いと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!