みなさんこんにちは、ジ・アースたいへいです!
100日チャレンジ37日目の投稿です。
現在世界中でインフレが問題となっています。そんなインフレはピークを過ぎたのか、そして今後の株価の推移に話していきたいと思います。
インフレとは?
インフレとは消費者物価指数とも良います。CPIと表されることもあります。
CPIとは消費者が購入する消費やサービスの価格の動向を表した指標です!基準となる年の数値を100として、そこからどれだけ上昇か下降したかを示します。
以前の投稿でもインフレについて紹介しているのでそちらもご覧ください!
今回はアメリカのコアCPIとCPI総合についてまとめてみました。
コアCPIとCPI総合とは?
CPIにはすべての商品やサービスを対象にした「総合指数」のほかに、値動きの激しい生鮮食品を除いた「コアCPI」が存在します。もう一つ生鮮食品とエネルギーを除いた「コアコアCPI」も存在しますが今回はこの紹介だけとします。
コア指数は実際に消費者の体感に近い指数として総合指数より重要視されます。
物価の上昇に対して投資の利回りが低いと受け取る利益が少なくなります。
そして過度なインフレは僕たち国民の生活を圧迫するおそれがあり、個人消費が停滞する一因になります。急速なインフレを抑えるために利上げが行われますが利上げは株価の低迷につながります。
先進国でのCPI目安は前年比の2%とされています。この数値を超えるとインフレが加速していると判断する必要があります。
CPIの発表は大体決まっています。日本では総務省が毎月第3金曜日に発表します。
アメリカでは米国労働省労働統計局が毎月13日頃に発表しています。
現在のインフレ率はピークを過ぎたのか?
今年のアメリカのインフレ率はこのようになっています。
CPI総合 | コアCPI | |
4月 | 8.5% | 6.5% |
5月 | 8.3% | 6.2% |
6月 | 8.6% | 6.0% |
7月 | 9.1% | 5.9% |
8月 | 8.5% | 5.9% |
9月 | 8.3% | 6.3% |
10月 | 8.2% | 6.6% |
こうやってみるとインフレ率は7月をピークとなっています。
ここで注意していただきたいことがあります。インフレ率が高止まりしていることです。
現在アメリカの利上げは行われています。次回のFOMCでは0.75%の利上げが予想されています。次回0.75%の利上げとなると5回連続0.75%の利上げになります。
利上げのペースが緩まれば株式市場にとってはプラスになりますがその可能性は低いと考えています。
利上げのペースは緩まない?
アメリカのFRBが利上げを決めています。FRBの使命は決まっていて「物価の安定と雇用の最大化」です。
そのFRBの方々は8月のジャクソンホール会議や9月のFOMCで物価上昇率を2%に戻すことに強く注力する方針を示しています。そして金融引き締めに伴うある程度の景気後退は避けられないことも示唆しています。
一般的に金融引き締めなどの効果が出るまでに半年〜1年はかかると言われています。
利上げが行われたのは3月からなので効果が出るまではまだ時間がかかると思っています。
僕はあと2023年の初めまでは利上げが続くのではないかと思っています。
利上げの影響は日本にも?
利上げを行なっているのはアメリカですが日本にも大きくを影響を与えています。
それは為替です。アメリカの利上げに対し、日本は利上げを行なっていないので「円安・ドル高」の状態になっています。
特に海外から輸入している企業には大きな損失となっています。逆に海外への輸出が多い企業は利益が増えていることが考えられます。
1ドルあたり150円台に突入しようとしています。
急激な円安で日銀が円買い介入を9月に行なっていました。今後も急激な円安で介入する可能性もあります。為替にも注目が必要です。
今後の株価は?
FRBによる利上げが続くことが予想されますので株価は下がっていくことが予想されます。
SNSでは「今が買い場」と言っている方もいらっしゃいますが実際にそうなのかは誰にもわかりません。現時点で未来の相場がわかれば誰も苦労しませんからね。
僕は少なからず株価がまだ下がる余地はあると思っています。底値で購入することは難しいのでいきなり一括投資するよりは少しずつ購入していきたいと思っています。
最後に
CPIは毎月発表されるので今後の推移によっては利上げのペースが緩む可能性もあります。今後の動向にもチェックが必要です。
そして次のFOMCは11月2日に行われる予定です。FOMCの発表とどんな内容のコメントをするか要チェックです。
最後までご覧いただきありがとうございました!