みなさんこんにちは、ジ・アースたいへいです!
100日チャレンジ49日目の投稿です!
今回は看護師の病院奨学金制度について話してみたいと思います。制度を利用してみたい看護学生の参考になればと思います。
病院奨学金制度とは?
読んで字のごとく病院が看護学生に対して奨学金を出すという制度です。返済は不要な病院が多くその代わりに決められた年数をその病院で勤めるという決まりです。
自分の周りでは3年働くことを条件にしている病院が多かった印象です。
金額は病院によって異なります。月に数万円から年間でいくらと決められています。
看護学生はお金がない!?
看護師になるためには多くのお金がかかります。
初年度の費用 | 総額費用 | |
看護系大学 | 186万円 | 約500〜700万円 |
看護専門学校 | 110万円 | 約250〜300万円 |
学校の授業料や入学金など学校を卒業するだけでもたくさんのお金がかかります。
学費以外にも出費はあります。実習に行くためのナース服や聴診器、国家試験対策の参考書や予備校、実習へ行くための交通費など様々です。
実習先によっては近くのホテルに宿泊して通っている子もいたので人によってはさらにかかるという印象ですね。
そんな金欠な看護学生ですがアルバイトを禁止にしている学校も多いです。実際に僕が通っていた学校もそうでした。そんな学生にとってはこの制度は嬉しいですね。
病院奨学金制度を利用するメリット
病院から奨学金をもらっても使い方は人それぞれです!授業料に使ってもいいですし貯金してもいい、自分の趣味に使っても大丈夫なお金です。僕が学生の時は借りようと思えば誰でも借りることができたと思います。
返済免除となる
奨学金支援していた病院へ決められた期間勤めると返済は免除となります。ただし決められた期間勤めることができないと返済することになります。返済は期間に限らず全額を一括で返済しなければいけない場合もあります!
就活が不要になる
看護師の資格取得後の就職先は決定しているので学生のうちに就活する必要がありません。就活に回す時間を減らして国家試験勉強や実習に専念することができます。
他の奨学金とも組み合わせできる
日本学生支援機構の奨学金制度と合わせて利用することもできます。日本学生支援機構の奨学金は返済が必要ですが病院奨学金制度の場合は返済不要なので看護師になった後の支払いもしやすいと思います。
病院奨学金制度のデメリット
いいことがある一方でデメリットは必ず存在します。そんなデメリットについても紹介していきます。
就職する病院が限られてしまう
この奨学金制度を利用するとその病院へ就職することになります。他の病院に行きたいと思っても行くことができなくなります。
病院の事情を知らずに就職することになる
就職して病院の雰囲気や内情を知って自分に合わないと感じる可能性があります。
看護学生に奨学金という餌を吊るさないと看護師が入ってこない病院という可能性もあります。入ってここじゃないと思って転職したいと考えても「奨学金の返済」が枷になって働いている方が嫌になってしまいますね。
たいへいならどうする?
僕であれば就職したい病院が決まっていてその病院に奨学金制度があれば利用します。
決まっていない場合は病院の奨学金制度を利用しなくていいと思います。
看護学生の間に実習にも行きますし、自分が実習で行った病院の雰囲気が良ければその病院に就職してもいいと思います。実習は長いですからたくさんの病院へ行くことができます。病院のスタッフや雰囲気を知るには実習が一番だと思います。
看護師の働く場所は病院だけでなく施設でも働くことができます。たくさんのところを見た結果選んだ方がいいと思います。
最後に
看護学生の方でもこの病院奨学金制度のことを知らないで就職してしまう人がいると思います。
制度を知らずに日本学生支援機構の奨学金制度を利用してしまって就職後に支払いをするのはもったいない気がします!
もし自分が就職したい病院があれば調べてみてください!
自分が利用できる制度があれば最大限活用しましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました!