みなさんこんにちは、ジ・アースたいへいです!
100日チャレンジ59日目の投稿です!
今日は先週の米国市場を振り返り来週の米国市場の予想をしていきたいと思います。
先週の米国市場はどうだった?
ナスダック100指数は先週の始値から9%近く上昇しています。大きく上昇したのは11月10日でした。ここで何があったのか振り返りたいと思います。
消費者物価指数の発表
11月10日には消費者物価指数(以降はCPI)の発表がありました。8,0%の予想が7,6%と予想を下回る形となりました。そしてコアCPIも6,5%の予想に対し6,3%という結果になりました。
コアCPIは物価変動の基本変調を知るために振れの大きい「生鮮食品」をCPIから除いた値となっています。
現在のアメリカで一番解決すべき問題となっていることは「インフレ」です。
このインフレをどうにかするためにFRBは利上げを行ってきました。インフレはピークアウトしようやく減少に転じたということでアメリカ市場は暴騰しました。11月10日だけで3%以上上昇しています。
その結果を受けてドル安円高に触れています。発表前は1ドルあたり147円くらいでしたが現在は138円となっています。
ミシガン大学消費者信頼感指数の発表
CPIの翌日にミシガン大学消費者信頼感指数がありました。この指数は個人消費を表す指標になっています。こちらも59,5の予想に対し54,7という結果で下回りました。
前日のCPIの結果もありアメリカ市場では上昇傾向となっています。
今週の注目すべき経済指標
11月14日からの注目すべき経済指標をまとめてみました!
11月14日
米国FRBウォラー氏の発言
11月15日
ニューヨーク連銀製造業景気指数
生産者物価指数(PPI)
コア生産者物価指数 (コアPPI)
11月16日
小売売上高
コア小売売上高
11月17日
フィラデルフィア連銀製造業景気指数
失業保険申請件数
建築許可件数
日にちごとに解説していきますが11月18日は僕自身は注目すべき経済指標はないと思っています。
ニューヨーク連銀製造業景気指数
ニューヨーク州の約200の製造業者を対象にした調査により製造業部門の景況感を測定します。ISMやフィラデルフィアの製造業景気指数より先に発表されるため先行指数として参考にされます。
生産者物価指数、コア生産者物価指数
生産者物価指数とは国内生産者が販売する商品やサービスの価格を測定する指標となります。コア生産者物価指数は食品とエネルギーを除いた財とサービスに関する生産者の販売価格の変動を測定する。PPIは米国内の卸売物価指数といえます。
PPIの変動はFRBの金融政策を推測する指標の手がかりとなります。
小売売上高、コア小売売上高
米国の様々な小売店の売上を測定する指標になります。アメリカでは個人消費がGDPの2/3を占めているためその動向を確認できる注目されます。コア小売売上高は自動車を除いた指標となります。
これらの指標は株式、債券など金融市場に影響を与えることが多いです。
フィラデルフィア連銀製造業景気指数
フィラデルフィア地区の製造業部門の景況感を測定する指標となります。ニューヨーク連銀製造業景気指数の後に発表されるため先行指数の確認のために使われることが多いです。
失業保険申請件数
失業保険申請件数は実際のアメリカの雇用情報がわかります。アメリカのトップ企業では新規採用を控えている企業も多いです。失業者が増えるとこの申請件数も増えるため注目です。
建築許可件数
新たに建てる建築物で政府より許可された件数を発表されます。この指数の増減で住宅市場の景気の良し悪しを図る指標となります。住宅着工件数の先行指標としても注目されている。
今週の株価はどうなる?
先週株価の上昇がありましたが、今週始めは先週の吹き上げに対して一時的に埋め合わせるように下落すると思っています。
ですが、上昇傾向なのは変わらず11月15日くらいから上昇していくのではないかと思っています。今週の景気指数によって変動はしますがそのようになっていくと考えています。
アメリカの中間選挙の結果も株価に左右すると思っています。共和党が議席の過半数を取れれば株高になると思っています。
最後に
毎週株価の予想はしてみたいと思っています。当たる当たらないは別として参考になればと思っています。
最後までご覧いただきありがとうございました!