みなさんこんにちは、ジ・アースたいへいです!
100日チャレンジ61日目の投稿です!
本日はみなさん個人投資家に人気なETFである「SPYD」の解説を行っていきたいと思います。
SPYDとは?
SPYDの正式名称は「SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF」です。State Street社が運用しています。
このETFはS&P500に採用されている銘柄の中で配当利回りが高い80社に分散投資を行っています。
そしてこのETFは80社に均等に投資しています。
採用銘柄は以下のようになっています。(Bloombergより引用)
カーディナルヘルス
プリンシパル・ファイナンシャル・グループ
ギリアド・サイエンシズ
エクソンモービル
シェブロン
フィリップス66
バレロ・エナジー
NRGエナジー
ダーデン・レストランツ
ハンチントン・バンクシェアーズ
セクター | 投資比率 |
公益事業 | 18,01% |
金融 | 16,66% |
エネルギー | 14,00% |
不動産 | 13,91% |
生活必需品 | 10,52% |
セクター別に分けると上のようになっています。公益事業や金融、不動産などの割合が多くなっています。特に金融は景気の流れに左右されやすいため景気の変動で価格が変わります。
好景気の時は増配などにより高い配当金をもらうことができますが、不景気の時は配当金が少なくなる可能性もあります。
チャートはこちらになっています。
ここ最近では35〜45ドルあたりを推移しています。
それではメリットとデメリットに分けて特徴を深掘りしていきたいと思います。
SPYDのメリット
SPYDへ投資するメリットについて説明していきます。
SPYDへ投資するメリット
・経費率が低い
・利回りが高い
・価格が安い
経費率が低い
SPYDの経費率は0,07%となっています。ETFは投資信託と比較して経費率も低めであることも重要になってきます。
ETF保有中はかかるコストとなってきますが購入してから新たに払う必要はありません。
利回りが高い
一般的な高配当株の利回りは4%以上と言われています。対してSPYDの直近配当利回りは4,16%となっています。高配当株の利回りの水準は超えています。
この配当金を再投資することで複利効果を得ることもできます。
複利効果とは
運用で得た利益を再投資することで利益で利益を生んで、雪だるま式にお金が増えていく仕組みとなっています。
長期的に資産形成をしていく上でこの複利効果は効果的です!
価格が安い
このSPYDの価格は先ほどのチャート紹介でも出しましたが、現在40ドルくらいです。日本円にすると1株あたり5600円です。
1株の価格が低いため少額から始めやすいというメリットもあります。価格の変動も大きくないので投資初心者にとって安心して投資できるETFとなっています。
SPYDのデメリット
SPYDへ投資する際のデメリットを挙げると以下のようになります。
SPYDへ投資するデメリット
・分散効果が少ない
・運用実績が短い
・上昇率が低い
分散効果が少ない
SPYDは80の企業に分散投資をしています。人気高配当ETFであるVYMでは400社に分散投資しています。1つの企業の業績が悪化したときに株価の下落や減配(配当金が減る)するリスクがあります。
株価の下落や減配のリスクはどの投資商品には存在します。
昨年は大幅な減配の噂がありその噂で売ってしまった人もいるそうです。噂に惑わされずに自分の投資スタイルを貫きましょう。
運用実績が短い
SPYDは2015年から運用開始しています。先ほど説明していたVYMは2006年から運用開始しており運用実績も長いです。
比較的歴史の浅いファンドなので今後コロナショックのようなショックが起きた時は暴落する可能性があります。
上昇率が低い
これは高配当ETFは総じてそう言えると思います。利益分を配当として株主へ還元しているため株価の上昇率は低めとなっています。
SPYDに投資してもいい?
僕は比較的少額から投資しやすく、初心者が投資を始めるにあたって最初の方に購入してもいい銘柄だと思っています。
ですが、減配や株価の暴落のリスクはあります。そのETFの特徴を理解した上で投資を始めてください。そしてこの銘柄だけに投資するのではなく他の銘柄にも分散させた方がいいと思っています。
どこで購入することができる?
米国株を取り扱っている証券会社なら購入可能だと思っています。その中で僕がオススメする証券口座はSBI証券です!
SBI証券ではSPYDの購入手数料が無料となっています。手数料がかからずに購入できるので1株ずつ購入してもいいですね。
僕がオススメする購入方法は定期買付サービスの利用です。自分が設定したタイミングで自動的に購入してくれます。(例:月1回や週1回など)
購入するタイミング伺って購入できないのであればこのサービスを利用することで自然とドルコスト平均法を使っていることにもなります。
さいごに
SPYDの特徴を掴むことができましたか?今回のSPYDのように他のETFも紹介していきたいと思っています。今回の投稿と比較しながら自分に合ったETFを見つけてください!
最後までご覧いただきありがとうございました!