みなさんこんにちは、ジ・アースたいへいです!
100日チャレンジ62日目の投稿です!
今回は前回のSPYDに引き続き高配当ETFを紹介していきたいと思います。今回はHDVというETFを紹介していきます。
HDVとは?
HDVの正式名称は「iシェアーズ・コア高配当株ETF」といいます。アメリカの投資運用会社ブラックロック社が提供するETFです!
このETFはモーニングスター配当フォーカス指数という指数に連動しています。
取引所全体や特定の銘柄群の株価の動きを表したものです。
例:S&P500やNASDAQ100、TOPIX(東証株価指数)など
このモーニングスター配当フォーカス指数は「財務の健全性が高く、かつ持続的に平均以上の配当を支払うことができると認められた銘柄」で構成されています。
ここに「財務の健全性が高く」と記載されていますが詳しい基準はわかっていません。
HDVの構成銘柄は以下のようになっています。(Bloombergより引用)
エクソンモービル 10,44%
シェブロン 7,76%
アッヴィ 6,21%
ベライゾン・コミュニケーションズ 5,76%
メルク 4,74%
フィリップ・モリス・インターナショナル 4,41%
パイオニア・ナチュラル。リソーシズ 4,27%
コカコーラ 3,82%
IBM 3,79%
ブロードコム 3,72%
利回り上位約75社に絞って構成されています。
SPYDは80社、VYMは約400社となっているので他の高配当ETFと比較すると企業数を絞って運用していますね。
エネルギー 27,81%
ヘルスケア 21,29%
情報技術 12,13%
生活必需品 10,69%
金融 7,34%
公益事業 7,27%
通信 5,86%
資本財・サービス 5,25%
一般消費財・サービス 1,39%
素材 0.65%
セクター別にみてエネルギー、ヘルスケア、情報技術への配分が多めとなっています。
チャートはこのようになっています。
ここ1年間では94〜110ドルあたりで推移しています。日本円だと13000円から15000円くらいで購入することができます。(1ドルあたり140円として計算)
コロナショックで暴落がありましたが少しずつ右肩上がりしています。
HDVのメリット
HDVのメリットを挙げると以下のようになります。
HDVへ投資するメリット
・配当利回りが高い
・成長性がある
・経費率が安い
配当利回りが高い
HDVの直近配当利回りは4.68%となっています。一般的に高配当と呼ばれるのは4%以上と言われています。水準より高めとなっています。
不労所得が多く入ってくると誰でも嬉しいですよね。
成長性がある
先ほどの株価が右肩上がりで上昇していました。これに配当金を再投資するとどうなるでしょうか?
10000ドルを投資し分配金(税引き前)を再投資した場合のリターンを表しています。
1年 | 3年 | 5年 | 10年 | 設定来 | |
トータルリターン(%) | 8.56 | 6.84 | 7.66 | 9.33 | 10.12 |
再投資することで利益を拡大させることもできます。
SPYD(青)とVYM(赤)と比較しました。コロナショックで下落はあるものの少しずつ上昇しています。
経費率が安い
経費率とはこのETFを運用するために必要なコストです。リターンを増やすためにはこのコストを減らす必要があります。このコストは投資者が新たに支払う必要はありません。
HDVでは経費率が0.08%となっています。高配当株式へ投資する投資信託は低くても0.1238%となっています。
このようにHDVなどのETFは低めのコストで運用することができます。
HDVのデメリット
メリットのあるHDVですがデメリットもあります。
HDVのデメリット
・銘柄の分散が少ない
・成長率が低い
銘柄の分散が低い
先ほども説明しましたがHDVの銘柄は75社となっています。1社の業績が振るわなかったりすると株価や配当金に影響が出ます。暴落や減配のリスクもあります。
HDVは4回/年に銘柄入れ替えを行っています。このように業績の振るわない銘柄があれば入れ替えをすることで更なるリターンを求めていきます。
成長率が低い
高配当株全体にこの問題はあります。理由としては利益を株主に配当として還元しているからです。先ほども説明しましたが配当金を再投資することでリターンを増やすことができます。
この銘柄は持っておくべき?
HDVは僕自身も投資していますし投資していいと思っています。ただし他のETFや銘柄を組み合わせて分散させることをオススメします。
このETFはディフェンシブな銘柄が多いので別のセクターに属する銘柄を選択してもいいと思います。
積み立て投資などの制度を利用して投資してみてください!
さいごに
明日はもう一つの高配当ETFであるVYMについて説明したいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。