みなさんこんにちは、ジ・アースたいへいです!
100日チャレンジ67日目です!
先週までの米国市場を振り返り今週の経済指標を振り返り予想していきたいと思います。
先週の米国市場は?
アメリカでは24日が感謝祭のため休場、翌日も半日のみとなり取引時間は短かったです。ですが先週の初めは下げからの開始でしたが右肩上がりで終了しました。
先々週に発表されたCPIの結果を受けてブレイクしましたが、高値だった12000ドルを超えることはできずにいます。
先週の経済指標では住宅関連の指標は予想を上回り、雇用状態は予想を下回るような結果になっています。結果としては良くなった部分と悪くなった部分が混在していると思っています。そのため上にも下にも大きく振れなかったのかと思います。
今週の経済指標は?
今週注目すべき経済指標やイベントをまとめてみました。月末と月初めにはたくさんのイベントがあります!
11月29日
2:00 連邦公開市場委員会メンバーのダドリー氏、ウィリアムズ氏の発言
23:00 S&Pケース・シラー住宅価格指数の発表
11月30日
0:00 消費者信頼感指数の発表
22:15 ADP非農業部門雇用者数の発表
22:30 GDP発表
23:45 シカゴ購買部協会景気指数の発表
12月1日
0:00 中古住宅販売保留の発表
0:30 原油在庫量の発表
3:30 FRB議長パウエル氏の発言
22:30 個人消費支出(PCE)物価指数の発表
コアPCE物価指数の発表
個人消費、個人所得の発表
製造業購買管理者指数の発表
失業保険申請件数の発表
12月2日
0:00 ISM製造業購買担当者景気指数
22:30 非農業部門雇用者数
非農業部門民間雇用者数
失業率
要人の発言が多い
今週は重要人物の発言が多く聞かれます。連邦公開市場委員会とは金融政策の一つである公開市場操作(マネーサプライの調整、金利・為替レートの誘導など)の方針を決定する委員会でこの人たちの発言で株式市場に影響を与えます。
そして、FRBのパウエル議長は現在の政策金利を決定している人といっても過言ではありません。11月3日に発表されたFOMCでは一時金利の低下がありましたがパウエル議長の発言を受け元に戻ってしまいました。
今週はこれらの人たちの発言が控えていますので株価の乱高下が予想されます。
雇用部門の発表
今週の雇用部門ではADP非農業部門雇用者数、失業保険申請件数、非農業部門雇用者数、非農業部門民間雇用者数、失業率の発表があります。
失業保険申請件数は毎週木曜日に発表している指標となっていますが予想を上回っていないか、そして先週と増減を比較することが重要となっています。そして明らかに失業率が増えている場合は不景気と判断できる材料となります。
非農業部門雇用者数では、数値が上昇すると雇用者の多い好景気な状態、数値が減少すると雇用者が減少した不景気な状態と判断することができます。
消費部門の発表
消費部門は、個人消費や個人所得、S&Pケース・シラー住宅価格指数、消費者信頼感指数、PCE物価指数やGDPの発表が含まれます。
S&Pケース・シラー住宅価格指数とは、米国の戸建の再販価格の変化を示した指標となります。住宅の購入件数だけでなく住宅価格も景気を示す指標となります。現在はインフレも起こっているため住宅価格の変動も注意していきます。
他にもほとんどの方がそうですが自分の所得が増えると消費が増えます。そのため個人所得やGDPが増加していることは景気改善のサインとなります。個人所得と相関の強い個人消費は株価にも影響を与えます。
今週の米国市場はどうなる?
テクニカルの観点から見ると下げと上げのどちらにも余地が残っている状態となっています。先ほども伝えましたが先々週にCPIの発表を受けブレイクしました。
経済指標では先週の消費の部門では予想を上回る結果となりましたが雇用の部門では予想よりも悪かったという結果になっています。僕自身今週は大きく下がらないと思っています。
先週あたりから上昇傾向の内の一時的な下げだと思っています。なのでほとんど横ばいか上昇となるのではないかと思っています。
最後に
今週の予想が当たるかどうかはわかりません。ですが参考程度なれば幸いです。市場予想は始めて間もないので当たる確率は高くないかもしれません。
その中でも注目の経済指標だけ覚えてもらえればと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!