皆さんこんにちは!ただいま絶賛筋肉痛がとれないジ・アースたいへいです。
日焼け止めをたっぷり塗って登りましたが、塗り忘れていた耳に水疱ができてしまいました。水疱を破らないように気を付けています笑。
先日富士山に登ったという話をしましたが、今回はその続きを話していきたいと思います。
ですので、前編をまだ見てない方はそちらを先にご覧ください。
1、7合目から登頂まで
7合目時点ではすでに3000m超えていました。
登り始めは砂利道でしたが登るにつれて小石や大きな石が増えてきました。
その時点で自分が気を付けていたのは高山病です。高いところへ行くと気圧が下がり空気が薄くなります。その環境下では体が慣れずに様々な症状が出現する病気です。場合によっては死に至ることもある怖い病気です。そして高山病とは2500mでも起こる場合があります。症状は吐き気や倦怠感、脱力感など様々です。
一緒に登っていたM父は手の痺れがあり既に症状として出ていました。マイケル君も始めは歌を歌いながら登っていましたが途中から歌う元気もない様子でした。
そんな僕はというと、全く症状はなくむしろ楽でした。始めと比べ地面が硬くて歩きやすくなりペースも自然と上がりました。
ただ、体温調節が難しかったと思います。標高が100m上がる毎に温度は0,6℃下がると言われています。単純計算しても18℃下がっている計算になります。天候は晴れでしたが風が強く上着を脱いだり着たりして調節していました。
そして、思ったのは意外と乾燥していることです。すでに2L近く飲んでいましたがトイレに行きたい感じはなく気づかないうちに脱水になる可能性があるんだと思いました。
登山の話に戻ります。マイケル君は頭痛が出たり、背負っていたリュックで肩の痛みが出ていたので僕のリュックと取り替えたりして少しずつ登っていきました。
7合目に来る前は登山者はあまり見かけませんでしたが、7合目を超えてからチラホラ見かけるようになりました。すれ違った人と挨拶や励ましの言葉で元気を貰いながら登っていきました。
「もうすぐでてっぺんだよ」と下山している方に声をかけてもらった時はとてもいい声のかけ方だなと思いましたしそういう励ましの言葉をかけられるような人間っていいなと思いました。
そして、朝7時から登り初めて14時頃、約7時間かけて登りきることができました。
頂上の景色はちょうどガスが多く周りの景色は見られませんでした。そこがとても残念でした。
2、下山まで
僕らはそのまま頂上でお昼を食べました。おにぎりとイワシの缶詰でしたが格別だと思いました。よく「空腹は最高のスパイスだ」と聞きますがそれを実感した気がします。
そのまま1時間くらい休憩した後に下山しました。
下りはとても楽でした。詳しく説明できませんが登りとは大違いでした。しかし、岩とかもあったので転ばないように気を付けながら下山しました。
7合目からは下山専用道があり通称「大砂走り」と呼ばれている道です。
砂場のような道を走りながら下りていきました。自分の靴が埋まってしまうほどでグレーだった僕の靴はほぼ黒になってしまいました笑。
走りやすい道でしたが下り坂ということもありセーブしながら下っていかないと止まらなくなりそうでした。残念ながら周りは霧に包まれてしまって見ることはできませんでした。
少しずつ登っていくことで変わっていった景色が霧がはれたときには「もうこんなところにいるの!?」と思うほど速く、楽しさとは別に少しの寂しさがありました。
約2時間30分くらいで下山しました。登りと合わせて約9時間30分でした。
3、富士登山をして思ったこと
今回、体力にはある程度自信があった僕ですが体力不足を実感しました。特に筋トレでは上半身しかしていなかったので下半身のトレーニングもしていきたいと思いました。
精神面でいうと、最近感じたことがないくらいきつかったです。筋トレの時もそうですがあれほどきついことを経験した自分ならなんでもできる気がしました笑。
何事も挑戦なくして達成できるものはないんだなと感じましたし、頂上まで登った時の達成感は中々感じられないなと思いました。
そして、M父は今回が61回目の富士登山でこんなにも長く続けられ、息子と一緒にできる趣味は素晴らしいものだと感じました。自分もそういう趣味を持っていきたいと思いました。
また来年も登山する予定だそうで、ぜひ参加できたらと思っています!
2投稿を通じてでしたが長々とご覧いただきありがとうございました。